九州国立博物館「ボストン美術館日本美術の至宝」(巡回)

見に行ってからちょっぴ日数経ってるがいちおう記録。
再会組なので感涙でキモチ悪い感傷ダダ漏れになり気味。生きて再び見れるとは思ってなかったモノ沢山w。人生たまにはいいこともある。



全会場中最少の出品数で(共通目録上70のうち46件orz)もはやダイジェストというか簡易版的なカンジだが、血涙モノであるのは事実なので西日本で「大阪は遠い」な人はしょうがないのでグダグダ言わず見に行きましょう。多分大阪よりはゆっくり見られると思うぞ。(市美とか例によってワイワイガヤガヤ(良く言えば)なんだろうなあ
ワシは彫刻(と芳崖雅邦田中)のため大阪会場行くつもりではあるがまあ人生一寸先は闇なので念のため近く(比較的)でも拾いました。

元旦からの開催だったが、冬休み期間中はアレなので2週めの平日に出動。まあ明けでバタバタの時期ではあるので空いてたw。(今はどうかわからん)
混雑具合は昼時の入館で行列なし。館の駐車場も待ちナシ余裕のよっちゃん。(ただし受験シーズンなので大宰府側の駐車事情は厳しそうであった。)ナリモノいりという所で比べると阿修羅の時とはエライ差でアル。まあ多分日曜とかは大分違うと思うし、期間の後半辺りになってくるとまた混み出すとは思うがシカシ主催側も肩透かしかも知れん。
たまたま空いてただけかもしれないので一応今から行かれる方は公共交通機関をお勧めしときます




そんな感じだったので会場内もかなり余裕。
「止まらないで下さいコール」とかカケラもナシ。ただし平治のとこだけは時々詰まってた。さもありなん。複数巻で詞書あって構図にも余裕のある吉備のほうを先に持ってきたほうが人がバラけたろうにとか思ったり。しばらく待てば空いてきたりとかするので様子見推奨。
絵巻コーナーはそんな調子だったが、あとは大体好きなとこで好きなだけ見学可(正面至近を一人で占有しないとか常識レベルで)なカンジ。音声ガイドでベストポジションに長時間張り付いてるお客さんがいると流れが止まって人溜まりができるが、やり過ごせば問題なし。(だった)


内容については今更なにをかいわんやなので省略。つうかガキの頃上野で見て平治の炎で人生狂ったw。吉備もだけど。(別に研究の道に入ったとかいうワケではない。←日記の内容のなさといい言うまでもないw)あと地獄草子w
ワシはトシヨリになったがヤツラは変わらんかった。しんみり。
そういやあんとき蕭白も風仙とか商山とかあったけど強烈ではあったが感動はしなかったなあ。なんでか。子供のトラウマになっても然るべきはずだがw。ケレンなカンジがピンと来なかったのかも知れん。逆にもうちっと年齢高かったら入れあげてたかも。ハンパに知恵がついてたらというか。(ファンの人すいません)応挙師匠(今回来てない・・)や等伯の龍虎さんズとか仏画のほうがいいにょ~とか思ってた。知識ゼロわからない子供なりにw。

構成は全会場共通かと思うが①仏画②絵巻③水墨&初期狩野④近世絵画⑤蕭白(他会場は①の前に序章がある)
額装を寄って見せて貰える有難さに血涙。馬頭(目の前ぞな。涙)の彩色截金に鼻血。自分がアシさんだったら血管切れてる(そういう世界ではない)。普賢さんとかもだが胡粉のウツクしさよ。スーパー繧繝まつり。メンテと保存状態のおかげか仏画の状態のよさが涙。どこが欠損劣化してるかわかるが、修復のレベル超高い。ウソにならず目に障らず画面として成立しててかつモトの傷み具合もワカル。

東大寺法華堂根本曼荼羅がまだだいぶ西域風とか毘沙門サンの眷属が大和文華館で見たコラージュネタ系のかわいいヤツらな件とか永久寺四天王の体育会系描線とか邪鬼と獅噛まで必要以上に目が生きてるとかまあ言い出すとキリがないのでやめる。
一山一寧の楊柳観音は水墨画コーナー扱い。やっぱスペクタクルでアル。

室町水墨とか近世モノも結構来てないw。orz
ただ早い頃の狩野派のなんつうか水墨天然色的(意味不明)な大物がけっこうある。微妙に舶来臭w。
麝香猫のツレはサントリー。きもリアルもふかわいい(だから意味不明)。手がステキングですよ。なんつうかこうああいう手しますよねねこ。うちのはよくしてます好物横取りしたいときとか。いやどうでもいい。
韃靼ネタは流行モノだがどういうニュアンスなのか。王侯ネタの一環とかか?地味に近世いっぱい続いてる気がするが(気のせいか)。伝永徳の二曲のヤツはスペクタクル。右手から船団がぐわっとインしてくるハリウッド風味w。効果音聞こえてきそう。どうでもいいが馬は正しく日本馬サイズだが凶暴そうでカッコいいんだよなあ昔の人の絵、絵巻にしろ屏風にしろ。
松栄パパの金地扇面名所絵シリーズ、未使用くさいのではじめから装飾用?昔の絵描きの人は扇形の画面の使い方がハンパなく上手い。どうしてこんだけ広く見えるのかw。
永納たんの金地花鳥は親父のから悪夢エッセンスだけ除去したカンジ、松島光琳バージョンは宗達っつぁんのが松や島が動き出しそうなのに比べてアッサリ系で万人向け。
岩佐顔の邸内遊楽図、少なくともこのへんまでは同じ日本人とかいう尺度で考えてはイカン気がするw
等顔の大陸故事ネタ屏風があったが、海外の大きいコレクションには結構雲谷派ある。もーちょっと国内でもメジャーにならんかの。雪舟から乱暴力抜いたらつまらんとかそういう話でなくて。
西欧王侯屏風あってちょと笑ったw。逆輸入再輸出。
若冲は2件とも来てません。好きな人は行ける人は久留米の石橋にでも行きましょう。2月8日まで承天閣のが少し来てますw。

蕭白の龍は遠くから徐々に見ながら近づける位置取りなのがヨカッタ。圧巻だがやはり虫歯であるw。こういうセンスはスゴイ。あとやっぱ中間何枚か抜けてないか。朝比奈と鬼がかわいい。しかし晩年はどうかしらんが多分デッサンとかスケッチとか練習がキライなタイプだと思うなあやっぱし。悪夢系風景図はその辺からの副産物かもとか思ったり。奥行きのヘンさとかw。構図とか効果線とか発想は頭抜けてると思う。

いかん結局グダグダキリなくなってしまった。

展示空間のゆったり感は一部件数の少なさにもよるかも知れん。大阪市美とか結構ぎっちりになりそうかも
しかしコレ巡回終わって帰っちゃったら多分死ぬまで次はないだろうなしんみり。

「こんなに流出しちまってよお・・」とか「いや持ち出したから無事に」とかはエンドレス繰り言で永遠の平行線。無事に残った資料と過去はいじくり倒すためじゃなくて将来に生かすためにあるのじゃ。


ボストン美術館 日本美術の至宝
九州国立博物館 2013年1月1日~3月17日

現実的な諸問題の制約があるためモノの数は少ないが、ココの館がなかったら多分関門海峡の西には行かなかったんでは。つうかさ北日本はぁ?つう部分もありますが。むーん。

大阪巡回は4月2日~6月16日。こっちは上野から刀剣染織を除いた基本ラインナップ全点





図録は会場には共通タイプ(刀剣・染織系抜き)のものしかないので、その筋の方には上野版の通販推奨。プラス300円&郵送費はかかるが。300円差で2種作成する意図がイマイチ不明。ジャストの価格なら部数出るとか思ったんだろうか。
モノにもよるが印刷編集ともにイマイチな感じ。なんか当時の全財産はたいて買った前回の図録のほうが(全部とは言わんが)良いような気がするぞな。(個人の印象)


当時の全財産w。よくわからんがなんかショックで買わねばならん気がしたww

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