九州国立博物館「視覚革命 異国と出会った江戸絵画」

 工事で休館中の神戸市立博物館から江戸絵画50件(+α)。けっこうホームで見た顔が多い

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 南蛮屏風とかはラインナップに入ってなくてそれ以後の世界。鎖国後というか長崎街道発京大阪経由江戸行きというか。ザビエルさんとか王侯屏風なんかは来てない。黄檗ジャンルで若芝や逸然とか早めの時期のもあるが、全体的に江戸後半なカンジ。唐絵というか南蘋系、博物ノリ、西洋風味浮世絵、蘭学周辺の人らとかいわゆるあのへん。濃ゆい
 ホームにちまちま通ってると結構目にする面子かもしれない

 まあ「日本画」つう単語もあんまり意味ないと言いましょうかこの辺に限らずもともと古来なんでもアリなお国柄と言いましょうか固定観念のある人ほど見てみそみたいな。いやでも最近は奇想系(というククリもあんましアレだが)がモテてる気がするのでそうでもないのか(でも冷静にカウントするとごく一部な気がするそもそも美術が好きとか言う人の実数自体g)

 常設フロアの1室使用(+オープンスペース側のガラスケース)で前後期全取っ替え。通期なのはのぞきからくり、西洋画蒔絵(と言うのかわからんが)と元ネタのセットのみ。なんかもったいない
 もそっと広いスペースで全点通期展示とかだったらそれなりの特別展扱いにできそうな。前の琵琶湖文化館のヤツのときも思ったが。まあ色々難しいですがイチ見物客としては無責任に思ったりするデス

 いちお3部構成で①広がる世界観(ザ・長崎経由というか序文的な)②中国からの新たな視覚・黄檗と南蘋風(そのまんま)③江戸を魅了した西洋の視覚(遠近法、銅版画ネタ、洋物カブレ派、蘭学周辺生息派あたり)となっててまるっとわかりやすいw

 イントロダクションが18世紀の(例の18世紀ですよお客さん)のぞきからくり(のぞける!てか嬉々としてのぞいちまったよ)、からくりを覗くの浮世絵(前期が春信で後期が歌麿)。長崎ネタ川原慶賀とかあのへん。小原慶山の天然色舶来トリさん図巻とかレッツ18世紀絵画!
 唐絵まわりで逸然若芝南蘋熊斐鶴亭宋紫石。岸駒。蘭学の川下(ざっくりすぎ脳すいません)フツーに司馬江漢、亜欧堂田善。浮絵関係浮世絵(何)と伝応挙師匠の風景画、秋田系(小田野直武佐竹曙山)。石川大浪。お約束国芳師匠の忠臣蔵・二十四孝。とまあなんつうかセオリー通りエグってくれます入れ替えで一遍には見れませんがw。

 既見のモノが多いのでビックリはしないが楽しいwあんま日本画とか興味なくて「辛気臭い」とか思ってるごく普通の人にムシロ見て欲しいような気がするんですが実際反応としてはどんなもんなんだろうか

 若芝のあぶらっぽいのはデフォルト(→おととしのホームでの黄檗絵画展見学
 あと今さらだが司馬江漢の大きいのは現物に如くはないデスね本の図版とかではダメだ(ダメとは何だ)
 源内の油彩はドコを目指してるのかイマイチわからん。他の人のは発想の出ドコというか方向というか何がしたいのかワリとわかるのだがコレは何を見てたんだろうか(←不勉強)
  どうでもいいけどやっぱお猫虎ですよ虎お約束の肉球ry

 煮え煮え期の江戸絵画は長崎なくしては的なのを改めて~みたいな展示。神戸市博の得意技というか、やっぱコレクションには一本スジが必要デスね(←えらそう)


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トピック展示 視覚革命 異国と出会った江戸絵画 神戸市立博物館名品展
九州国立博物館 2013年7月17日~9月23日 

 図録アリ
 期間中桜ヶ丘の国宝銅鐸も来ている。ケース正面からより裏側の覗き穴からのほうが近くて見やすいのがアレだ


 
 

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